広島大学医学部地域医療システム学講座

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講座概要

地域医療システム学講座は、広島県の寄附講座として、平成22年4月に広島大学医学部に設置されました。当講座のミッションは、地域医療教育や地域医療実習、ふるさと枠(地域枠)学生の教育および卒業生キャリア支援、地域医療課題の調査研究、そして地域医療体制確保のための仕組み作りの4つです。

広島県は海と山に囲まれ自然が豊かで、気候も温暖で、たいへん住みよい所ですが、実は北海道についで2番目に多くの無医地区を抱えていたり、単位人口あたりの医学科入学定員は静岡県と並んで実質全国最下位レベルであったりと、地域医療確保については大変脆弱な面があります。また、全国的にみても医師の地理的偏在、離島や中山間地における医師不足は積年の社会問題となっております。当講座は開設以来4つのミッションを通してこれらの問題に取り組んでいます。具体的な活動内容はこのホームページでご覧いただけます。

現在、全国に地域枠や地域医療関連講座が設置されています。古くからの講座にはご指導を賜りながら、また新規の講座同士では情報交換をしながら、工夫を重ねてより充実した地域医療の教育・研究・システムに発展させていこうと考えています。また、地域医療課題の解決のためには、広島県、広島大学とともに各市町、医師会、住民の方々と協議し、連携をとりながらコーディネート業務を果たしていきたいと考えています。まだ新しい当講座ではございますが、みなさんのお力添えで成長させていただきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

広島大学医学部地域医療システム学講座 教授

松本正俊

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