ふるさと枠
ふるさと枠オーストラリア地域医療研修
オーストラリアは広大な国土を持ち、地域医療教育や地域医療のシステム化に関して多くの先進的な取り組みを行っている国です。フリンダース大学はオーストラリアで最も早くから本格的な地域医療教育を取り入れた大学であり、またその優れた成果は国際的に高く評価されています。
本実習ではこのフリンダース大学およびへき地にあるその関連医療機関を訪問し、オーストラリアの地域医療にじかに触れ、地域医療教育の現状について理解を深めました。
日 程 | 平成23年8月22日 ~ 平成23年8月28日 |
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研修場所 | オーストラリア アデレード市およびレンマーク市 |
研修受け入れ者 | フリンダース大学医学部長Paul Worley |
研修参加者 | 広島大学医学部医学科ふるさと枠1年生1名、同2年生3名(計4名) |
引率者 | 地域医療システム学講座 松本正俊 |
研修内容 | |
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8月22日 | 広島駅集合。関西国際空港より出国。 |
8月23日 | アデレード到着 |
8月24日 | アデレードのフリンダース大学医学部メインキャンパスにてPaul Worley医学部長と面談。オーストラリアの地域医療の現状、および同大学が20年以上前から取り組んでいる地域医療教育について説明を受ける。また自身のへき地GP(総合医)として働いた経験についても話を伺った。レンマーク市に移動。 |
8月25日 | レンマーク市にあるフリンダース大学Rural Clinical School(へき地キャンパス)において、同大学のJennene Greenhill教授から地域医療教育の詳細について説明を受ける。医学部3年生のチュートリアルを視察。教員および医学生と昼食会参加。近隣にあるBerri Hospital視察。救急隊訪問。予防医療サービス視察。Greenhill教授、レンマーク市長およびレンマーク市ライオンズクラブ会長と夕食会。 |
8月26日 | Barmera Medical Clinic視察。Berri HospitalにてGP(家庭医)のDr Rohan Williamsと昼食会。 アデレードに移動。 |
8月27日 | アデレードより出国 |
8月28日 | 関西国際空港到着。広島駅で解散。 |